低反発マットレスは体圧分散性に優れ不要な寝返りを減らす効果が期待できます。
つまり寝心地に優れたマットレスの一つなのです。
一時期テンピュールの枕が流行し、低反発素材が注目されました。
しかしいつの間にか高反発に押され今では影が薄くなってきた感は否めません。
低反発マットレスが抱える弱点と日本の環境
低反発素材の流行が終わった原因に低反発素材が持つ特性と日本ならではの環境が考えられます。低反発についてこんな悪評が囁かれるようになりました。
低反発マットレスはじめじめして夏は暑苦しい。
身体のが沈みこみ、しかも身体のかたちに変形したままになり、寝返りがしにくい。
正直、確かにそういった側面はあるかもしれません。
身体が大きくて汗っかきの人や、高齢で寝返りをするだけの体力がない人には向いていないと思います。
低反発素材の弱点であることは間違いありません。
この暑さと寝返りのしにくさから低反発素材は少なくなり、高反発が主流になっていきます。
技術の向上で低反発の弱点は解消された!?
ただこれらの弱点を持っていたとしても体圧分散性に優れていることに変わりはありません。最近では高反発と低反発素材を組み合わせたマットレスや、
通気性に優れた低反発素材もでてきています。
低反発素材の量を調整し、スプリングと組み合わせることで違和感なく、
寝返りもスムーズにできるマットレスも開発されています。
今でも安価な低反発マットレスでは弱点やデメリットが改善されていない部分もありますが、
それでも全体としては良くなってきています。
低反発ウレタンが寝心地よくする条件を備えていることは間違いないので、
中級品以上のマットレスを考えているなら選択肢から外さず試してみることをおすすめします。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。