「20年前に買ったベッドがまだ傷まない」の落とし穴とは

「20年前に買ったうちのベッドがしっかりしてて、全然傷まないのよぉ」

こういう人結構いますよね(笑)
そして大体、続けてこうきます。

「だってお値段も高かったものぉ」

もちろん実際にそうだったのでしょう。
ただ、これには大きな落とし穴があります。

恐らく、20年も傷まずベッドを使い続けているなら、当時はかなり高級なベッドだったと思います。
とにかくバネが強くて、へたらない。当時としてはかなり上質です。
だからこそ満足しているし、もう減価償却を考えれば十分もとはとったのではないでしょうか。

問題はここからです。

20年前に購入したベッド。もちろんそのベッドも良かったと思います。
ただ、今販売されている同価格のベッドのほうがはるかに寝心地が良くなっていると考えて欲しいのです。

20年前と比べ技術の新歩は目覚ましいものがあります。人間工学の研究も進んでいます。
技術も科学も目覚しいスピードで進化しているのです。
ですから今あるベッドがいくら傷んでいなくても、買い替える価値は十分にあります。

もちろん物を大切に使うことはいいことです。
まだ使えるのに買い替えてしまうことに抵抗はあるでしょう。
だからといって飛躍的に寝心地がよくなっているベッドがあるのに
買い替えないのはちょっともったいないですよね。

ちょっと言い方は悪いかもしれませんが、本当は寝心地が良くないのに、
気づかないまま使っているというケースもあるかもしれません。
体圧分散性というのがクローズアップされだしたのはここ数年の話です。
その人は進化した寝心地が良いベッドを知らないということも考えられるのです。
これは非常にもったいない。

寝心地の悪いベッドが耐久性に優れているばっかりに、長持ちしてしまう。
これを使い続けることが本当に良いことなのでしょうか?
別の言い方をすれば身体に負担をかけたままずっと寝ているということです。

物を大切にすることと自分の身体を大切にすること。
このバランスを考えてみてください。

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