ロングサイズベッドの選び方と注意点

日本規格のベッドの長さがどのくらいか知っていますか？
正解は195㎝。
メーカーによって多少の誤差はありますが、概ね変わりません。

ヘッド部分から足元までが195㎝ですから、身長180㎝を超える人にとっては短く感じるかもしれません。
ヘッド部分に頭をぴったりつけて寝るわけにもいかないですから。
そこでロングサイズのベッドにしようかと悩むわけです。

ロングサイズのベッドは数が少なくなかなか試せない！

ロングサイズのベッドはメーカーによってまちまちですが、大体203㎝から210㎝の間です。
難しいのはロングサイズのベッドがとにかく少ないこと。
試すことすらままなりません。
長さを優先するあまり寝心地を犠牲にするのはもったいない。
でもやっぱり長さは欲しい。
このジレンマに陥ります。

海外のベッドも実はそこまで長くない！？

ちなみに海外のベッドはおおよそ200㎝です。
日本より5㎝程度しか長くなりません。
日本人よりよっぽど身長の高い人でも200㎝そこそこのベッドで寝ています。
つまり、195㎝は短くないのです。

たしかにその5㎝が大事だという意見も分かります。
ただ、人は寝ているときに直立姿勢で寝ることはまずありません。
少し脚を曲げたりと、リラックスできる姿勢をとるはずです。
家具屋さんで試しに寝るときは直立でも、実際には丸まって寝る人も多いはずです。
これはお腹のなかにいるときの最も落ち着く姿勢だとか諸説ありますが、195㎝で収まる人がほとんどなのです。

ロングサイズのベッドを購入すると、元々ベッドも選びにくいですが、
シーツやベッドパッドなどの寝具もほとんどありません。
買い足す度に探しにいくか、オーダーメイドで作るかになってしまいます。
デパートなどでは既製品でロングサイズはまず売っていません。

180cm以下の人はベッドの長さをもう一度再考を！

ただ、そうはいっても身長が185㎝を超えるとさすがに195㎝では短いと思います。
それだけ高身長の人はロングサイズベッドがおすすめです。

ただ、180㎝前後の人は本当にロングサイズベッドが必要なのかをもう一度考えてみましょう。
シングルをセミダブルにするなど、ベッドの幅を広くするだけでもかなり違うはずです。

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